乙4の合格基準・勉強時間・勉強法
危険物取扱者 乙種第4類(乙4)は、ガソリンスタンドや工場などで役立つ国家資格です。受験資格はなく、だれでも受験できます。このページでは、試験のしくみと、独学で合格するための進め方をまとめました。
試験科目と合格基準
| 科目 | 問題数 | 合格に必要な正解数 |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 15問 | 9問以上 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 | 6問以上 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 | 6問以上 |
出題は5つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式で、試験時間は2時間です。3科目それぞれで60%以上正解すると合格です。合計点が高くても、1科目でも60%に届かないと不合格になります。
ポイント
いちばん問題数が多い「法令」でつまずく人が多い試験です。法令は暗記した分だけ点に結びつきやすいので、最初に手をつけるのがおすすめです。
いちばん問題数が多い「法令」でつまずく人が多い試験です。法令は暗記した分だけ点に結びつきやすいので、最初に手をつけるのがおすすめです。
合格率の目安
乙4の合格率は、例年30〜40%前後です。危険物取扱者の他の乙種より低めですが、これは、乙4の受験者の多くが初めて危険物取扱者試験を受けて全科目を受験するのに対し、他の乙種は既に免状を持つ人が科目免除(法令・物理化学)を受けて受験することが多いためと考えられます。出題範囲はある程度決まっているので、過去によく出たテーマを押さえて問題演習をくり返せば、独学でも十分に合格を狙えます。
勉強時間の目安
| これまでの知識 | 勉強時間の目安 |
|---|---|
| 化学が苦手・初めて学ぶ | 40〜60時間ほど |
| 高校で化学を学んだ | 30時間ほど |
1日1〜2時間なら、化学を学んだことがある人で2週間〜1か月、初めて学ぶ人で1〜2か月ほどが目安です。あくまで一般的な目安なので、模擬試験の点数を見ながら調整してください。
独学の進め方(4週間の例)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1週目 | 法令:指定数量・届出と期限・保安距離などの数字を覚え、法令の問題を解く |
| 2週目 | 物理化学:燃焼と消火、引火点・発火点、計算問題(燃焼範囲・熱量)を解く |
| 3週目 | 性質:第4類の共通性質と、ガソリン・灯油・アルコール類など主な物品の特徴を覚える |
| 4週目 | 模擬試験で本番の形に慣れ、間違えた問題だけを復習する |
コツ
テキストを最初から全部読むより、問題を解いて解説で覚えるほうが早く身につきます。間違えた問題は何度も解き直し、「なぜその答えになるか」を説明できるようにしましょう。
テキストを最初から全部読むより、問題を解いて解説で覚えるほうが早く身につきます。間違えた問題は何度も解き直し、「なぜその答えになるか」を説明できるようにしましょう。
科目別に覚えたい要点
| 科目 | 要点まとめ |
|---|---|
| 法令 | 指定数量・届出・許可と期限・保安距離・保有空地・消火設備・運搬と移送 |
| 物理化学 | 燃焼と消火・引火点・発火点 |
| 性質・消火 | 主な危険物の性質一覧 |
このサイトでの練習方法
- 科目ごとに1問ずつ解いて、その場で解説を確認できます
- 間違えた問題は自動で記録され、復習ページでまとめて解き直せます
- 模擬試験は本番と同じ35問(法令15・物理化学10・性質10)で、科目ごとの合否を判定します